『テセウスの船』作品紹介(あらすじ・みどころ)

漫画紹介

『テセウスの船』とは

題名:テセウスの船

作者:東元俊哉

出版社:講談社

掲載雑誌:モーニング

巻数:全10巻

『テセウスの船』あらすじ

1989年6月24日。

音臼小無差別殺人事件という凶悪な事件が発生します

小学校のお泊り会で、オレンジジュースに毒物・青酸カリが混入されており、教職員と生徒合わせて21人が死亡しました。

その犯人として逮捕された男は佐野文吾。

現役警察官という立場の人間でした。

そして佐野文吾は当然ながら死刑判決を受けます。

この漫画の主人公は、この佐野文吾の息子・佐野心。

心は父親が殺人犯だということに負い目を感じながらも、理解のある女性と出会って結婚。

しかし、数少ない理解者である妻は、子どもを産む際に亡くなってしまいました。

残されたのは心と生まれたばかりの赤ん坊。

赤ん坊の笑顔を見て、この子を守り抜くと決めた心。

音臼小無差別殺人事件の犯人であり実の父親でもある佐野文吾に会いに行こうとします。

というのも、この音臼小無差別殺人事件を調べていくうちに、佐野文吾への冤罪の可能性が浮かび上がっていました。

出典 テセウスの船 コミックス第1巻より

もし父親の冤罪が証明されれば、もう後ろめたい気持ちで生きていくこともなく、生まれたばかりの我が子への不安要素もなくなります。

心は事件の真相を暴くべく、佐野文吾の担当の弁護士へと面会を申し出ます。

そして弁護士と会う当日、先に音臼村へと調査に行く心。

すでにそこは廃墟となっており、だれも住んでいません。

1人で村の捜索を進めていくと、濃い霧が出現します。

そして霧が収まったと思うと、先ほどとは違う景色が見えてきます。

それは、取り壊されたはずの音臼小学校でした。

そう、心は28年前の1989年、あの音臼小無差別殺人事件が起きた年にタイムスリップしていたのです—–

『テセウスの船』みどころ

タイムスリップものという非現実な題材ですが、その他の設定に関してはむしろリアル寄りで、緊張感がある漫画です。

自分の父親が犯人だとされている音臼小無差別殺人事件。

事件当時にタイムスリップし、事件の真相を暴くというサスペンス展開が面白いです。

この後心は28年前の父親と出会うことになるのですが、あのような凶悪な事件を起こす犯人像と一致しません。

冤罪である可能性が高い—–そう考えた心はその真相をたどろうとします。

実はこの事件の直前に、村の人間の死亡事故がいくつか起きており、28年前にタイムスリップした心はそれらの事件を目の当たりにすることになります。

そしてこう考えるのです。

「事件が起きないようにできないか」と—–。

出典 テセウスの船 コミックス第1巻より

過去を変えるという大きなことに挑戦をする心。

自分本意な考えではなく、「真実を知りたい」「人を救いたい」という正義心のため、読者視点は心を応援する形で物語に入り込む形になります。

果たして心は過去を変えることができるのか。

緊張感あるサスペンス漫画が好きな人にはおすすめです!

『テセウスの船』こんな人におすすめ

〇サスペンス漫画が好きな人

〇リアル寄りの心理描写が好きな人

〇タイムスリップものが好きな人

コメント

タイトルとURLをコピーしました