『クラスにいじめはありません』作品紹介(あらすじ・みどころ)

漫画紹介

『クラスにいじめはありません』とは

題名:『クラスにいじめはありません』

作者:永瀬ようすけ

出版社:新潮社

掲載雑誌:くらげバンチ

巻数:全2巻

『クラスにいじめはありません』あらすじ

この漫画の主人公は西島匠。

中学校で教師として働いています。

教師というと熱血教師や生徒のために動いてくれる教師が題材になることが多いですが、この漫画の西島はそういう教師ではありませんでした。

「ワンチャン中学生と付き合って若妻ができたらいい」などと都合の良い妄想を抱いて教師になっていましたが、現実は全然思うようにいきません。

中学生という年齢の離れた生徒を目の当たりにすると、自分とはどうしても価値観が合わず恋愛対象として見ることができなかったのです。

しかも、仕事も激務で出会いもなし。

数年彼女がいない寂しい生活を送っていました。

出会い系を始め、ようやくデートにこぎつけたと思ったら、その日は部活の試合日。

何をやっても上手くいかない西島でしたが、彼の受け持つクラスにはある出来事が起こっていました。

それは、いじめです。

西島が受け持つクラスには太田さんという生徒がいました。

彼女はクラスの女子たちからいじめを受けていました

顔中に落書きされたり、暴言を吐かれたり、スカートをゴミ箱に捨てられたり…。

西島はそんな異変に気づいてはいましたが、「面倒くさい」という気持ちがあり、介入したことはありませんでした

そんなある日、西島の授業中にへんてこな着信音が鳴ります。

着信音の元をたどると、そのスマホの持ち主は太田さんでした。

太田さんは何か否定をする様子を見せましたが、その後すぐに「すみませんでした」と謝ります。

普段の真面目な太田さんからは考えられない出来事でしたが、西島は深く考えずに太田さんのスマホを没収します。

その放課後、西島が校内を歩いていると、太田さんから声をかけられます。

「先生は人を殺したいと思ったことはありますか」と

出典 クラスにいじめはありません コミックス第1巻より

その質問に一瞬驚く西島ですが、「そんなことを考えるやつは心が死んでいる」と返します。

すると太田さんはショックを受けたような顔でその場を去ります。

その日の夜のことでした。

西島に副校長から連絡が入ります。

何事かと思って電話に出てみると、「君のクラスの太田さんがマンションから飛び降りて亡くなった」と告げられ—–

『クラスにいじめはありません』みどころ

学校のいじめを取り扱った漫画ですが、教師が主人公という面白い設定です。

しかも、「いじめを解決してやる!」という熱血な教師ではなく、「面倒ごとは勘弁してくれ」という批判を受けそうなタイプの主人公です。

これまでいじめの兆候を何度も見てきたはずですが、真剣に取り合わず、「太田さんはいじめられていなかった」と学校に証言をし、いじめの事実を隠そうとします。

いじめをしていた女子たちも反省の色はなし。

迷宮入りになりそうないじめでしたが、クラスメイトの1人が「太田さんはいじめられていた」と西島に訴えます。

それでも西島は何とかしていじめのことをもみ消そうとしますが、さらにいじめの証拠が出てきて段々と追い詰められていきます。

出典 クラスにいじめはありません コミックス第1巻より

実際に起こりそうないじめを題材にし、反面教師として西島という主人公を設定することで、いじめに対する考え方を変えたいという作者の思いがありそうです。

全2巻と短くまとまっているので、さくっと読みたい人にもおすすめです!

『クラスにいじめはありません』こんな人におすすめ

〇手軽に短い巻数で漫画を読みたい人

〇いじめという現代社会の問題を取り扱った漫画が読みたい人

〇クズな人間が追い込まれる漫画を読みたい人

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