『マイホームヒーロー』作品紹介(あらすじ・評価)

漫画紹介

漫画『マイホームヒーロー』とは

題名:『マイホームヒーロー』

作者:原作/山川直輝・漫画/朝基まさし

出版社:講談社

掲載雑誌:週刊少年ヤングマガジン

巻数:既刊13巻

『マイホームヒーロー』あらすじ

この作品の主人公は妻子持ちの男・鳥栖哲雄(とすてつお)。

47歳でおもちゃメーカーの営業職として働いています。

趣味は推理小説を読んだり書いたりすることで、ミステリーのトリックなどに興味をもっていました。

そんな哲雄には零花(れいか)という一人娘がいます。

零花は大学生で2か月前から実家を出ていました。

ある日、哲雄はレストランで零花と久しぶりに顔を合わせますが、なんと零花の顔にあざができていました。

出展 マイホームヒーロー コミックス第1巻より

どうみても故意に殴られた後…哲雄はそのことに言及しますが、零花は何も話そうとせずに帰ってしまいます。

心配した哲雄はその後零花の怪我の手がかりを追います。

そして零花が不在の時に零花の家に忍び込む哲雄。

すると零花の彼氏と思われる男が帰宅し、とっさに哲雄は隠れてしまいます。

男が誰かと通話しているのを盗聴していると、どうやら男はヤクザと関わりをもっており、今まで付き合った彼女を2人殺しているようでした。

そして男は通話先の謎の男から「零花の父がお前のことを探っていた」と聞かされ逆上します。

「零花を殺してやる」と殺気立つ男に対して娘の危機を感じ取った父親はその場で男を殺してしまうのです。

この男を殺したことがヤクザにばれては自分も妻も娘も殺されてしまう…そう考えた哲雄は死体の処分方法を考え始めるのでした—–。

『マイホームヒーロー』評価(独自の評価です)

若者よりは20代後半~40代の男性に辺りにヒットする漫画だと思いました。

主人公は47歳のおじさんですが、リアルさだけでなく漫画らしいスマートな感じの作画になっています。

出展 マイホームヒーロー コミックス第1巻より

ストーリーに関しては、殺人を犯した主人公という斬新な設定で先が気になります。

家族想いの父親という一方で、殺人の罪を背負ってしまった主人公

家族たちの安否を心配し、死体を隠してヤクザたちから逃げ切る、というヒーローとダークヒーローの中間の位置にいるように思いました。

娘の彼氏がとことんクズに描かれているので、読者視点は主人公側に共感するストーリーになっています。

リアルの話をすると素直に罪を認めるべきだという考えになりますが、相手側がクズなのも相まって主人公側に逃げきってほしいと思いました。

推理小説が好きという設定も死体処理の知識で活用され、勉強になる場面もあります。

相手側がヤクザなので主人公たちが酷い目に合わないかハラハラする展開が続きそうです。

サスペンス好きにはお勧めです。

また、キャラクターに関してですが、主人公の哲雄は魅力的だと思いました。

家族想いで、推理小説で鍛えた知識もあれば、ヤクザにボコられるという弱さもあり、リアリティある父親です。(殺人自体はアレですが(笑))

妻は哲雄の罪を受け入れ、一緒に死体を隠滅する手助けをしてくれますし、娘の零花は父親にツンデレな感じで可愛らしく描写されています。

登場人物は仮想のキャラクターというよりは現実のどこにでもいそうなキャラクターに見えるので、キャラクターに漫画のような個性を求める人には物足りないかもしれません。

しかし、この作品の売りはキャラクターではなくストーリーです。

リアルなキャラクターが現実にも起こりそうな事件に巻き込まれるという物語が好きな人にはお勧めできます!

総評★★★☆☆

【ターゲット層】20代後半~40代の男女(特に男性)

【ストーリー】家族のために殺人を犯した父親VSヤクザ

【オススメポイント】ハラハラする展開、バイオレンスなサスペンス

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