『女王の花』第9巻 作品紹介(あらすじ・みどころ)

漫画紹介(2巻以降)

漫画『女王の花』とは

題名:『女王の花』

作者:和泉かねよし

出版社:小学館

掲載雑誌:ベツコミ

掲載時期:2010年6月号~2017年1月号

巻数:全15巻

『女王の花』主要人物

◯亜姫(あき)…この物語の主人公。亜国の姫。秀でた才能をもっているものの、父である亜王から亜国の追放を命じられる。

◯薄星(はくせい)…金髪碧眼の異民族。周囲から迫害されてきたが、自分を受け入れてくれた亜姫に付いていくことを決心する。

◯ 蛇派流(じゃはる)…異民族。亜姫と薄星と出会い行動を共にする。

『女王の花』第9巻あらすじ

 薄星と蛇派流は、曾国王子に瓜二つな青年と、彼の従者と思われる白髪の女と対峙していた。

 青年は、薄星達が曾国王子の顔を知っていることを悟ると、自分が曾国の長子「光(こう)」であることを認める。

 対して、白髪の女は翠蝉(すいせん)と名乗る。

 今から3年前—–翠蝉は曾国に刺客として忍び込もうとするが、宮殿の橋から転落してしまったところを曾国の長子・光に救われる。 

 しかし、翠蝉は記憶をなくしてしまい、自分が何のためにいるのか思い出せない。

出典 女王の花 コミックス第9巻より

 光はそんな翠蝉を自分の護衛として雇い大切に扱うが、翠蝉はある違和感があった。

 それは、光は曾国の長子、つまり第一王子であるはずなのに、住んでいる宮殿も地味で仕えている兵士も少ないということだった。

 そんな折、翠蝉は曾国の第ニ王子である「旦(たん)」と出会う。

 この曾国の第ニ王子・旦こそ、現在亜姫と対峙している曾国の王子であった。 

 実は2人の王子は母親が異なっており、光の母親は決して身分が高くなかった。 

 そのため、第一王子・光ではなく第ニ王子・旦に政権を継いでほしいと願うものが多くいた。 

 光がいつ刺客に殺されてしまうか分からないと心配になった翠蝉は、旦の元へ「光には手を出すな」と警告しに行こうとする。

 しかし扉の前にいた旦の側近に「白」と呼ばれ、自分自身がその刺客であったことに気付き始めてしまうのだった‐‐‐‐‐。

『女王の花』第9巻みどころ

①第一王子・光と翠蝉の関係 

 翠蝉は白髪碧眼の持ち主で、いわゆる薄星と同じ異民族でした。 

 薄星と同様に、異民族だからという理由で理不尽な扱いを受け、苦しい生活を強いられてきました。

 しかし、そんな翠蝉に対して偏見せず、「外見も志も美しい」と温かい言葉をくれる光。 

 この2人は亜姫と薄星の関係に似ているように思います。

 翠蝉はそんな優しい光に少しずつ惹かれていくのですが、実は光は翠蝉の正体に気付いていました。

出典 女王の花 コミックス第9巻より

 自分の命を狙うために宮殿に忍び込んだ翠蝉に対して、光がしたある行動に驚かされます。

②第二王子・旦と亜姫

 薄星達が光と翠蝉と対峙している頃、姫は黄国で起きた水害により農民が税を払えなくなっていることを知りました。

 打開策を練り、黄国の宰相(さいしょう)に提案しますが全く受け入れてくれません。 

 外で愚痴を漏らす亜姫でしたが、それを曾国第二王子・旦に見られてしまいます。

 少し酒に寄っている旦は「自分が様々な犠牲の上で成り立っていること・その犠牲に応えて王になる」という話を亜姫にし始めます。 

 亜姫は旦の隣に並び、「自分も王であり、亜国の侵略を狙う曾国王子は敵である」という意思を述べます。

 旦は「同じ目線で語れる隣に置きたい女はそういない」と亜姫を高く評価します。

 この一連のシーンは旦が登場する中でも特にその魅力が溢れていたように思います。 

 その後、旦が亜姫への想いをぶつける場面も少女漫画らしくキュンとさせられます。

『女王の花』こんな人におすすめ!

□歴史物の漫画が好きな人

□恋愛系の漫画が好きな人

□主人公が過酷な立場からのしあがっていく姿が見たい人

□綺麗な絵の漫画が読みたい人

コメント

タイトルとURLをコピーしました