『女王の花』第7巻 作品紹介(あらすじ・みどころ)

漫画紹介(2巻以降)

漫画『女王の花』とは

題名:『女王の花』

作者:和泉かねよし

出版社:小学館

掲載雑誌:ベツコミ

掲載時期:2010年6月号~2017年1月号

巻数:全15巻

『女王の花』主要人物

◯亜姫(あき)…この物語の主人公。亜国の姫。秀でた才能をもっているものの、父である亜王から亜国の追放を命じられる。

◯薄星(はくせい)…金髪碧眼の異民族。周囲から迫害されてきたが、自分を受け入れてくれた亜姫に付いていくことを決心する。

◯青徹(せいてつ)…亜姫や青徹に武芸を教えてくれた商人。

◯土妃(どひ)…亜国の第二王妃。亜姫をうとましく思っている。

◯蛇派流(じゃはる)…異民族。亜姫と薄星と知り合い行動を共にする。

『女王の花』第7巻あらすじ

 蛇派流(じゃはる)の裏切りで毒入りの短剣が身体に刺さった薄星は、呼吸を乱しながら自分の過去を思い出していた。

 「人殺しはしたくない」と剣の稽古を途中で止めていた幼い頃の薄星。

 ある日、自分と同じ異民族の血が混ざっているという青年と出会う。

 青年は薄星と同様に奴隷として売り飛ばされており、薄星の境遇に同情してくれた。

 しかし、周りからの迫害は続き、理不尽な差別を受ける薄星は「この亜宮から俺と逃げよう」と亜姫に提案する。 

 つい「黄妃様ももう長くないんだから」と付け足してしまい、亜姫から平手打ちをされてしまう。

 唯一の存在であった亜姫からも拒絶され落ち込んでいる薄星の元に、異民族の青年がある提案をする。 

 「宮中の財宝を奪って逃げる」という目的で深夜宮中に忍び込む2人だったが、亜姫のいる寝室の前で短剣を取り出す青年。

 ここで薄星は、この青年が亜姫の命を狙っていることに気が付くのだった

出典 女王の花 コミックス第7巻より

 そうこうしているうちに、物音で起きた亜姫が寝室の外の様子を見ようとこちらに歩んでくる。 

 薄星は戸惑いながらも持っていた短剣で青年の首に切り付けた。 

 死んだ青年を前にして「俺は人殺しだ」と震える薄星に対し、亜姫はある言葉を掛ける。

 その時、薄星は亜姫への忠誠を誓うのだったーーー。


 回想が終わり、毒を周りながらも蛇派流に反撃する薄星。

 騒ぎに気付いた亜姫が乱入するも、刺客の数も増え形勢が不利になる。

 このままでは薄星が死んでしまう。

 すると亜姫は毒が仕込んである短剣を自分の腕に切り付けーーー

『女王の花』第7巻みどころ

①亜姫と薄星の関係 

 幼い頃から亜宮で母親と孤独な生活を送ってきた亜姫と、周囲から迫害を受けてきた薄星。

 そんな2人は常に行動を共にし、様々な苦難を乗り越えてきました。

 「人を殺すなんてできない」と剣の稽古を投げ出していた薄星が覚悟を決め、亜姫を守り抜くと誓います。 

 その「亜姫を守る」という意思はぶれたことがなく、亜姫が青徹のことを好きだと気付いた後も、命を賭けて亜姫のために動く薄星には度々キュンとさせられます。

 青徹に対する亜姫の想いは成就しませんでしたが、側で支え続けてくれた薄星に対しても特別な感情があることは描写されていました。

 元々、青徹に対しては恋慕の情だけではなかったように思います。

 母・黄妃に対する忠義の兵士、武芸を教えてくれた恩師、亜姫の進むべき道を幾度となく示してくれた導き手。

 亜姫がこの戦乱の世を生きていくために青徹の役割は不可欠だったといえます。

 何者にも代えられない欠けがえのない存在。

 この中で恋慕の情が亜姫の気持ちを一番多く占めていたのではないでしょうか。


 このことは、薄星に対しても言えます。 

 亜姫にとって薄星は、孤独を分かち合い、生涯共に生きると誓った相手。

 主従の関係ももちろんありますが、唯一の「王族としてではなく1人の女の子として亜姫を見ている人間」であります。 

 これは青徹にはない役割です。

 薄星の真っ直ぐな想いに亜姫が顔を赤らめるシーンもあったので、薄星に対しても恋慕の情は少なからずあったように思います。 

 この『女王の花』第7巻では、そんな亜姫と薄星の関係が進展します。 

出典 女王の花 コミックス第7巻より

 主従としての関係が深まるのか、男女の仲に進展するのか、見所です。

②曾国王子と亜姫の戦い

 亜王が失脚したことにより、土妃の息子が王座を継承する流れになります。

 そうなる前に、王不在の中亜国を攻め入る理由を考える曾国王子。

 亜姫を曾国の妃として迎え入れることを結論付けます。

 黄国に訪れた曾国王子は亜姫を都へ呼び戻すように命じます。

 亜姫は薄星と蛇派流と一度別れ、1人で黄国の都へと戻り、曾国王子と対峙するのですが…。

 亜姫がどのようにこの縁談を攻略するのか、詳細は次巻の第8巻に続きますが、先が気になる展開です。 

『女王の花』こんな人におすすめ!

□歴史物の漫画が好きな人

□恋愛系の漫画が好きな人

□主人公が過酷な立場からのしあがっていく姿が見たい人

□綺麗な絵の漫画が読みたい人

コメント

タイトルとURLをコピーしました