『女王の花』第2巻 作品紹介(あらすじ・みどころ)

漫画紹介(2巻以降)

漫画『女王の花』とは

題名:『女王の花』

作者:和泉かねよし

出版社:小学館

掲載雑誌:ベツコミ

掲載時期:2010年6月号~2017年1月号

巻数:全15巻

『女王の花』主要人物

◯亜姫(あき)…この物語の主人公。亜国の姫。秀でた才能をもっているものの、父である亜王から亜国の追放を命じられる。

◯薄星(はくせい)…金髪碧眼の異民族。周囲から迫害されてきたが、自分を受け入れてくれた亜姫に付いていくことを決心する。

◯青徹(せいてつ)…亜姫や青徹に武芸を教えてくれた商人。

『女王の花』第2巻あらすじ

 前巻『女王の花』作品紹介(あらすじ・みどころ)はこちら

 亜国から追放され、人質として黄国へと渡った亜姫は、「必ず亜国へと戻ってくる」という強い決意を胸にしていた。

 そんな亜姫が黄国で処刑されてしまうのではないかと心配する薄星。

 しかし、黄国の王に対して「他の国への牽制(けんせい)として私を戦場に出してください」と願う亜姫。

 わずか15歳という若さで、生き延びるために戦う道を選んだのであった

 ちょうどこの頃、10万に及ぶ土軍の兵が黄国へと進軍を進めていた。

 亜姫や薄星に兵法を教えてくれた商人・青徹は、薄星を連れて黄軍の元へ向かった。

 亜姫は少し遅れて青徹と薄星の元へ向かうが、2人とも何だか亜姫を歓迎していない様子。

 亜姫は2人の態度に戸惑うものの、持ち前の負けん気で薄星を誘い敵の拠点へと赴く。

 それは、土軍と黄軍の兵力差や拠点地の位置関係を把握した上で戦法を考えたい、との理由だった。

 しかし、運が悪いことに亜姫と薄星は土軍の見張りに見付かってしまう

 とっさに剣を振るい、見張りの兵士の腕を切り落とす薄星だったが、亜姫は血が飛び交う現場を見て思わず身体が固まってしまう。

出典 女王の花 コミックス第2巻より

 何とか逃げ切った2人だったが、平然と敵を切りつけていた薄星に対して、「胡人(こじん※)だから何も感じずに人を殺せるのか」と口走ってしまう亜姫。※胡人…異民族のこと

 すぐに言い過ぎたと気付くが、「戦場は胡人に任せて姫君は宮殿にこもっていろ」と薄星に言い返される。

 薄星は「亜姫に死んでほしくない」という思いから出た言葉だったが、売り言葉に買い言葉のような喧嘩腰になってしまったのだった。

 2人ともお互いを大事に思っているのに上手く言葉に出せずにすれ違い、何だかギクシャクしてしまう

 亜姫は薄星に放った言葉を後悔しながら、戦場の現実と向き合っていた。

 戦場では人1人の命など軽く、油断しているとあの世行きになってしまう。

 きっと亜国に帰れると容易に考えていた自分を恥じ、無力さに涙する亜姫だった。

 しかし、そんな亜姫に容赦なく、土軍が黄軍へと攻撃を始めた。

 昨夜亜姫達が土軍の見張りに見付かったことが理由で、兵が動き始めたというのだ。

 「戦いたくない」と泣き言を言う亜姫に対して、青徹は「薄星を殺したくなければお前が戦え」と亜姫を叱りつける。

 逃げ場もなく、青徹によって軍義の話し合いに引きずり出された亜姫。

 話し合いを聞いていると、「薄星が残る前軍を切り捨てる」と言い出す黄軍の大将

 このままでは薄星が死んでしまう。

 亜姫は薄星の命を助けるために、思わず黄軍の大将に「待って」と口を挟んでしまうのだった。

『女王の花』第2巻みどころ

①亜姫が土軍をどのように攻略するか

 薄星のいる前軍を切り捨てる、という大将に対して亜姫がどのように反論するのか、果たして薄星を救うことができるのか、黄軍の勝利に繋がるのか、という点に始終はらはらさせられます。

 青徹から軍芸を教わっていたものの、実際の戦場を前にして人の命を奪うことに対する亜姫の戸惑いがあるのは現実味があります。

 薄星を救いたいという思いが他の兵士の命を奪うことにもなりかねず、葛藤する亜姫とその成長具合が1巻よりも描写されているように思います。

 そしてこの初陣で亜姫が女王としての第一歩を踏み出し、女王になるまでの物語が動き出すような感じがしてわくわくさせられます。 

出典 女王の花 コミックス第2巻より

②曾国(そうこく)の参入

 亜姫の初陣後。

 これまで亜国、黄国、土国に焦点が向いていましたが、ここで沈黙を守ってきた曾国が動き出します。

 曾国の王子の遣いで黄国へと赴いたと述べる使者。

 なんとその用件は、「亜姫を曾国の王子の正妃として迎え入れてたい」とのことでした。

 亜姫は絶対に嫌だと反対するのですが、青徹は「悪い話ではない」と述べます。

 亜姫は亜国の王女でありながら、黄王の孫娘。

 これに曾国の王妃という立場が加われば、3つの国の王位継承権を持つ‐‐‐‐‐つまり、天下に近い女になれる、と言うのです。

 悩んだ末に亜姫がどのような選択を取るのか、この曾国とのエピソードも『女王の花第2巻』のおすすめポイントです。

『女王の花』こんな人におすすめ!

□歴史物の漫画が好きな人

□恋愛系の漫画が好きな人

□主人公が過酷な立場からのしあがっていく姿が見たい人

□綺麗な絵の漫画が読みたい人

コメント

タイトルとURLをコピーしました